2023/11/12 日曜礼拝 ★聖書箇所★ ローマ人への手紙1章24~32節(新約聖書P 298)

25節『……造り主こそ、とこしえにほめたたえられる方です。アーメン。』

私達は自分の人生を自由に選択していくことが出来ます。食べる物や着る物、学校や仕事、人間関係も自由に選ぶ事が出来ます。しかし自由であるはずなのに後悔する事があります。自由であるはずなのに苦しくて辛いと感じる事もあります。何故でしょうか。

パウロは正にその危うさに注意せよとのべています。何を選ぼうが、どういう道に歩もうが自由。しかし同時に自由ほど重く、取り扱い注意なものはない。自分の自由が自分を滅ぼしてしまうことがある。そのように教えています。

しかしパウロが一番教えているのは、自由の危うさではなく、その自由が誰によって与えられ、誰によって守られているのかを知りなさいと教えているのです。それは聖書に記されている唯一の神によって与えられ、神の御子であるイエス・キリストによって守られているという事です。

この福音に出会ったパウロの人生は、もはや自由の危うさなどなく、ただ喜びに溢れた自由な人生を歩んでいきました。神によって与えられている私達の自由は、キリストによって本領を発揮します。だからいつもこのお方を信じ信頼していきましょう。