2023/7/23 日曜礼拝 ★聖書箇所 ★ コリント人への手紙 第二 12章1~10節

10節 『 私が弱いときにこそ、私は強いからです 。 』

私達は自分ではどうにもならない弱さに嘆いてしまうことがあります。世の中の多くは言うでしょう。くじけるな、がんばれと。自分自身でも願うことをします。この弱点さえなければ。この未熟さえ克服出来れば。もっと自信を持って人生を歩むことが出来ると。

パウロがそうでした。彼は自分ではどうすることも出来ない弱さを持ってい ました 。でもそれを嘆くことはしなかったのです。何故でしょうか。それはたとえ弱点や欠点を持っていても、自分と共におられたお方はそうではなかったことを知ったからです。パウロと共にいたお方とは誰でしょうか。それが イエス・キリストでした。このお方は弱さを持つ者といつも共におられ、あの十字架の死から復活する事が出来るほどの強さを携えて世に来られたお方です。

この事を知ったパウロは告白しています。“私が弱いときにこそ、私は強い”と。自分を苦しめる弱さがあったとしても、私達は嘆く必要はありません。何故なら私達の弱さを支えて下さる、あのパウロと共にいたイエス・キリストが、私達とも共におられるからです。