2024/2/18 日曜礼拝
★聖書箇所★ マタイの福音書13章24~30・36~42節(新約聖書P26)
マタイの福音書13章24~30・36~42節 「神の裁きと救い」
私達の人生には、到底納得することが出来ない理不尽や不条理が起こってきます。時には腹を立てて怒ってしまい、神がいるなら何故こんな世界を許して、悪いものを裁くことをしないのかと感じることもあります。当時のユダヤ人達やイエス様の弟子達がそうでした。彼らは自分達を支配しているローマの国が、いつまで経っても裁かれない事に理不尽と不条理を感じていたのです。
しかしイエス様は譬え話しを通して、ご自分を救い主と信じる者は神の国を受け継ぐ事が出来ると語っていました。その意味は、神は単に悪いものを裁き、良いものだけを残すお方ではなく、たとえどのような者であっても愛する事をし、全ての人間が神の国を受け継いで欲しいと、切に願っておられるという意味でした。
確かに世の中には裁いて欲しいと感じる悪いものが沢山あります。しかし罪がある私達も神の裁きの対象なのです。けれども私を救い主と信じるなら、裁かれるのではなく、神の御国を受け継いでいるとイエス様は言われています。ならば裁きは神に委ね、ただイエス・キリストを救い主と信じ続けていきましょう。