2024/10/13 日曜礼拝 ★聖書箇所★ ルカの福音書 22章61~62節(新約聖書P168)
ルカの福音書 22章61~62節 「人生に伴うこと」
私達の人生は選択の人生です。喜べる事や楽しめる事だけを選んで歩む事が出来るなら幸せな人生でしょう。誰もがそんな人生を願う事をします。しかしイエス様は人生というものを歩む事をするなら、痛みが伴う事も知りなさいと教えています。たとえクリスチャンであったとしてもです。
弟子の一人であったペテロは思っていました。イエス様を信じるなら、たとえ痛む事を伴う事があっても大丈夫だと。でも実際は違いました。痛みの前に落ち込み、挫折し、自分の不甲斐なさを思い知らされ、激しく泣いたのです。
でもイエス様は痛みの中で悲しんでいるペテロに目をとめられていました。目をとめられていただけではありません。ペテロ以上の痛みがある十字架という人生に身を置かれたのです。何故でしょうか。私達と同じ痛みを経験し、その痛みの一番の原因である罪に赦しと救いを与える為です。ならば意味や目的を探ろうとして痛みばかりに目を向けるのではなく、痛みの中でイエス・キリストに目を向けていきましょう。