2025/4/13 日曜礼拝 ★聖書箇所★ 使徒の働き 27章20~26節 (新約聖書P292)

使徒の働き 27章20~26節 「元気を出しなさい」

私達は悪い状況が一向に好転しないなら、がっくりと肩を落として落ち込んでしまう事があります。それが自分の命に危険が及ぶものであるなら尚更です。奮い立たせるようにして大丈夫だと自分に言いきかせてみても、八方塞がりの状況であるなら、その言葉は虚しく自分に返ってくるだけです。

しかしパウロの言葉は違いました。嵐に遭い遭難して命の危険が目前に迫っている船の上で、パウロだけが「元気を出しなさい」と声をあげて、皆を力強く励ます事をしたのです。それは単なる励ましの言葉ではありませんでした。神が共におられ、必ず助け出されると確信する事が出来ていたからです。

何故パウロだけが確信出来たのでしょうか。それはどんな状況に立たされようと、決して神への礼拝をやめなかったからです。ならば私達は神への礼拝をいつも捧げていきましょう。何故ならどんな中でも神への礼拝をやめないなら、いつも神が共におられる事実と、神によって人生は助け出されていく事を確信していく事が出来るからです。