2024/7/28 日曜礼拝 ★聖書箇所★ ヨハネの黙示録 7章1~17節(新約聖書P499)
ヨハネの黙示録 7章1~17節 「勝利へと召し出された教会」
薄っぺらい紙にたとえられる大地。天使が四方を押さえてなんとか持ちこたえています。一度強風が吹くと、めくれあがる。いつか崩れるその程度の世界に価値をおくべきではありません。そういう中で教会は守られます。天使が額に印をつけられた者を数え終わるまでは。最後まで信仰を保ち続けることができるように神が支えて下さるのです。しかも数えきれないほどの大群衆。神の民は思っている以上に多いのです。
旧約聖書でイスラエルの民が数えられて戦いの備えをしました。私たちも信仰の戦いのために召し出された自覚を持ちましょう。武器でも暴力でもなく愛と赦しと平和の戦いへと。勝利で終わることが決まっているのは玉座に座るのが主なる神様であることでわかるでしょう。どんな勢いのある権力者も玉座から引きずりおろされる。そこに座るのはあなたではないと退場される。その時、神様だけが賛美されることでしょう。
その日、間違った価値観の被害者は解放されます。飢えに苦しむ者も、日照りの中、重労働を課せられた者も。その日が来るまで苦難に耐えて、主に従い続けてみせましょう。どんな荒野でも主なる神が天幕を張って、人生の旅に伴って下さる約束に感謝して。