2025/5/4 日曜礼拝 ★聖書箇所★ ピリピ人への手紙 1章20~21節 (新約聖書P395)
ピリピ人への手紙 1章20~21節 「本当に望むこと」
私達は自分の人生を喜び楽しんで有意義に歩んでいきたいと願うことをします。悲しみと苦しみだけで無意味な人生を願う人は誰もいないと思います。
パウロは誰もが願い求めているものを手に入れ、誰もが羨むような人生を歩んでいました。それは喜びと楽しみの絶頂と言ってもいい程だったのです。しかしそれらのものを突然捨て去ってしまいました。何故でしょうか。本当の喜びを知ったからです。この喜びの前にはどんな手にした喜びも遥か遠くに及ぶ事はなかったからです。
それほどの喜びの正体とは何でしょうか。それがイエス・キリストでした。パウロは告白します。自分にとって生きる事はキリストであり、このキリストの故に死ぬ事になっても、その死でさえも益であると。
パウロがそのように告白したキリストの喜びは、たとえ死であっても何の障害にもならないほどの圧倒的で大きな力となります。私達もこの喜びにいつも目を向けて求め続けていきましょう。