2024/4/21 日曜礼拝 ★聖書箇所★ マタイの福音書5章1~3節(新約聖書P6)

マタイの福音書5章1~3節 「祝福される人生」

人は誰でも幸せで祝福がある人生を歩みたいと願います。置かれている環境が厳しいなら、せめて心の中だけでも豊かになりたいと思うのではないでしょうか。でもイエス様は言われます。心の貧しい者は幸いであると。

置かれている状況も貧しく、心までが貧しいなら、幸せと言われても同情のようにしか聞こえません。でもそうではないのです。イエス様が言われた心の貧しい者とは、自分では悪い状況を変える力がなく、そればかりか人生に喜べるものは何一つ持っていないと落ち込んでしまう者、そのような心の貧しい者にこそ神は祝福を与えて下さる。だから幸いであると言われていたのです。

自分で実現する祝福もあるかもしれません。でもイエス様が言われていたのは、私達によってではなく神によって実現する祝福です。その実現される祝福の行きつく先は、天の御国が与えられる喜びです。

もし心に貧しさを感じているなら、それは神が祝福の喜びを与えて下さる時です。だからイエス様の言葉を信じ信頼し、この聖書に記されている本当の神に目を向けていきましょう。