2025/11/9 日曜礼拝 ★聖書箇所★ 士師記 6章11~16節 (旧約聖書P436)

士師記 6章11~16節 「神が用いる者」

私達は何かをする為に必要なものがあるなら、それに相応しいものを選ぶことをするでしょう。何の役にも立たないものを選ぶことはしません。それが大切で重要な場面であるなら尚更です。

でも神の選びは違います。弱点や欠点があるもの、未熟なものを選ばれるのです。それがギデオンでした。彼は勇者と言われる程の人物でした。しかし彼の実際は自分の弱さに打ちのめされ、肝心な場面で尻込みをしてしまうような人物だったのです。

私達もギデオンと同じかもしれません。理想は強くありたいと願う事をします。でも現実は自分の弱さに嘆く事の方が多いのではないでしょうか。けれども神はそんな私達を選んで下さり、あなたこそ相応しいと言って下さるのです。何故でしょうか。

それは弱い者に寄り添い、用いる事が神の願いだからです。もし自分の弱さを感じているなら、嘆く必要は何ひとつありません。弱い者こそ神の目には相応しい者なのですから。